下谷神社の御朱印とご利益

下谷神社

下谷神社は東京都台東区の上野にある神社。都内で最も古い稲荷神社として有名。社殿の天井に描かれた龍の絵画は必見

下谷神社の社殿を門から覗いた様子

下谷神社は東京都台東区東上野にある神社。

都内で最も古い「稲荷神社」であり、創建は奈良時代とされています。

江戸時代には初めて寄席の会場となったり、拝殿には横山大観が奉納した龍の天井があったりと文化的な要素も濃い神社です。

下谷神社の御朱印

御朱印

初穂料(値段)500円。拝殿の右手にある授与所にて。

下谷神社の御朱印

御朱印は2種類。「下谷神社」の他に、境内社の「隆栄稲荷神社」があります。(画像。左: 隆栄稲荷神社、 右: 下谷神社)

また、毎月1日、例祭時(5月10~12日)には限定御朱印をいただけます。

下谷神社の御朱印帳

下谷神社の御朱印帳

オリジナル御朱印帳は1,500円。3色(白、黒、朱色)。

表紙には拝殿天井画の龍が描かれており、非常に格好いいデザインです。

下谷神社の御朱印をいただける時間

9:00 ~ 16:00頃まで。

12:00 ~ 13:00の間は社務所不在のこともあるようなので、御朱印をいただきたい場合、お昼の参拝は避けたほうが無難です。

下谷神社のご利益

下谷神社

下谷神社の御利益は、「商売繁盛」、「家内安全」などとなっています。

御祭神

  • 大年神(オオトシノカミ)
  • 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)

下谷神社の御由緒

下谷神社

創建は奈良時代(730年)。現在の上野・寛永寺が建っている辺りに建てられました。

江戸時代(1627年)、寛永寺建立にともない下谷屏風坂下へ移転。さらに広徳寺門前町へ移された後、関東大震災での社殿喪失を経て、現在地へ。

下谷神社は、当初「正一位下谷稲荷社」と呼ばれていたことから、神社所在地の町名も「稲荷町」と呼ばれるようになりました。現在は町名が東上野となっていますが、最寄り駅の駅名として「稲荷町」が残っています。

下谷神社の見どころ

天井画

下谷神社の天井画

横山大観が奉納した龍の天井絵。絵馬や御朱印帳に、この絵が使われています。

時間がある方はぜひ、見てみて下さい。生で見ると迫力が違いますし、神様の前ということで厳粛な気持ちになります。

※絵を見るため拝殿の中へ入るには、社務所で許可を得る必要があります。

拝殿内では天井絵以外のものは撮影禁止です。

下谷神社は寄席発祥の地

下谷神社の寄席発祥の地の石碑

江戸時代、最初に寄席興行の会場となったことから門の脇に「寄席発祥之地」と書かれた石碑が建っています。

参道

下谷神社の参道

街中にある神社なのですが、境内は静かで落ち着いた雰囲気。掃除も行き届いており、とても綺麗です。

大鳥居

下谷神社の大鳥居

3階建てのビルの高さと同じくらいの大きさの鳥居。上野の街中で朱色がひときわ目立っています。

下谷神社の大鳥居と浅草通り

浅草通りに面して建っている大鳥居。交差点も「下谷神社前」となっており、わかりやすいです。

社殿

下谷神社の鳥居

大鳥居をくぐった先に、もう1つ鳥居があり、境内に入っていきます。

下谷神社の鳥居 下谷神社の社殿

褐色の社殿は落ち着いた雰囲気で、とても渋いです。

下谷神社の社殿、右から 下谷神社の社号額 下谷神社の社殿のアップ

狛犬

下谷神社の狛犬・左 下谷神社の狛犬・右

境内社・隆栄稲荷神社

隆栄稲荷神社(下谷神社の境内社) 隆栄稲荷神社の社殿 隆栄稲荷神社の狐

下谷神社の参拝情報

主祭神大年神(オオトシノカミ)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
所在地東京都台東区東上野3-29-8
最寄駅JR山手線「上野駅」から徒歩6分
東京メトロ銀座線「稲成町」徒歩2分
都営大江戸線「新御徒町」徒歩5分
御朱印500円。授与所にて。
ご利益商売繁盛、家内安全など
例祭5月11日
拝観時間9:00 ~ 16:00
公式サイト下谷神社

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