出雲大社東京分祠の御朱印とご利益

出雲大社東京分祠

出雲大社東京分祠(いずもたいしゃとうきょうぶんし)は港区六本木にある神社。東京にいながら、縁結びで有名な島根の「出雲大社」を参拝することが出来ます。

出雲大社東京分祠の社殿

出雲大社東京分祠は六本木駅から徒歩3分以内、六本木ヒルズのすぐ近くにあります。

東京三大縁結び神社(ほかは東京大神宮、赤坂氷川神社)の1つとして有名です。

島根の出雲大社と同じ御祭神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る、「東京で参拝できる出雲大社」。

御朱印やご利益、御由緒、見どころなどを写真付きで紹介します。

出雲大社東京分祠の御朱印

御朱印

初穂料(値段)は300円。社務所にて

出雲大社東京分祠の御朱印

左下に「縁」、右上には出雲大社の神語(しんご)である「幸魂奇魂守給幸給」の押印。

「さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ」と読みます。

キリスト教でいう「アーメン」のようなもので、出雲大社では幸魂奇魂守給幸給と唱えます。唱詞(となえことば)とも呼ばれます。

御朱印と一緒に写真もいただきました。現在の社殿と、昭和56年(1982年)までの社殿の様子です。現在の社殿も上だけ見ると神社っぽく見えます。

出雲大社東京分祠の御朱印帳

出雲大社東京分祠の御朱印帳

初穂料(値段)は1,500円。 拝殿に向かって左側にある御守所にて

サイズは12cm × 16cmの大型。青(群青)と赤(朱色)の2色あります。

御朱印帳と御朱印を同時にいただく場合は、御朱印代の300円は不要になります。

出雲大社東京分祠の御朱印をいただける場所と時間

出雲大社東京分祠の社務所

御朱印の受付は、拝殿に向かって右側にある社務所にて。

受付時間は9:00~17:00

呼び鈴(インターホン)を押して呼び出すと、対応して頂けます。

出雲大社東京分祠の御祭神とご利益

出雲大社東京分祠のご利益

御祭神

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)

ご利益

出雲大社東京分祠のご利益は、本家・出雲大社と同じく「縁結び」となっています。

「縁結び」と聞くと、男女の恋愛を思い浮かべるかもしれません。

しかし、本来はもっと広い意味で使われるもので、人や動植物、モノ、仕事、環境などあらゆる縁のことを指しています。

出雲大社東京分祠の御由緒

明治時代に神田に建設されたのがはじまり。

その後、麻布、1982年に現在地へ。

出雲大社東京分祠の参拝の仕方

出雲大社東京分祠の手水舎
  1. 手水舎で手と口を清める
  2. 祓社(はらいのやしろ)で心身を清める
  3. 神殿で二礼四拍手一礼

出雲大社東京分祠の参拝方法はちょっと変わっているので戸惑うかもしれません。

出雲大社の参拝方法は「2拝4拍手1拝」。一般的な神社よりも拍手が2回多いのが特徴です。

はじめはちょっと戸惑いますが、いざやってみると、4拍手はなかなか気持ちが良いです。いつもより良い音が鳴る気がします。

出雲大社東京分祠の境内・見どころ

入り口から3階まで

出雲大社東京分祠の入り口

入り口に鳥居はなく、しめ縄の下をくぐります。お参りをする場所は3階です。

出雲大社東京分祠・2階

2階に上ると拝殿への案内が書かれた看板が立っており、左の階段を行くよう促されます。どちらの階段を使っても良いのでしょうが、基本的に左が上り用、右が下り用ということなのだと思われます。

出雲大社東京分祠・3階

3階に上る階段からの様子。左に御守所と祓社、右に神殿(拝殿)と社務所があります。

御守所

出雲大社東京分祠の御守所

御守所では、本家・出雲大社と同じ御札や御守り、御朱印帳をいただけます。

手水舎

出雲大社東京分祠の手水舎

柄杓を蛇口に近づけると、水が自動で出ます。

祓社(はらいのやしろ)

出雲大社東京分祠の祓社(はらいのやしろ)

拝殿に行く前に祓社に参拝します。

出雲大社東京分祠の祓社(はらいのやしろ)のお参りの仕方

「祓い給え(はらいたまえ)、清め給え(きよめたまえ)」と3回唱えます。

神殿(拝殿)

出雲大社東京分祠の拝殿

ビルの中にあるため小さな拝殿ですが、醸し出す雰囲気はさすが出雲大社という感じがします。拍手の音が良く響くのでとても気持ちが良いです。

拝殿の右手はおみくじがあります。こちらも出雲大社と同じものということで人気があります。

因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)

出雲大社東京分祠の絵馬掛け

神殿の向かい側には絵馬掛けがあり、その影には小さな兎像がいます。

出雲大社東京分祠の因幡のウサギ

御祭神である大国主大神の神話に登場する因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)です。

出雲大社東京分祠の因幡のウサギ(茶色)

白くはない、そして西洋の風を感じるウサギ様も……

エレベーターとベビーカー置き場

出雲大社東京分祠のエレベーターとベビーカー置き場

階段歩行が困難な方や、車椅子を利用されている方のために参拝者用エレベーターがあります。

エレベーターの場所は建物に向かって右側、駐車スペースの隣です。インターホンを押すと神社の方が案内してくださいます。

※なお、ベビーカーは利用できません。ベビーカー置き場がエレベーター入り口のそばにあります。

出雲大社東京分祠へのアクセス

最寄駅。電車での行き方

東京メトロ日比谷線「六本木駅」2番出口徒歩1分

2番出口から出て直進、最初の交差点を右折。道に入るとすぐ左手に社殿が見えてきます。

都営地下鉄大江戸線「六本木駅」7番出口徒歩3分

7番出口を出て道路を渡り(東京ミッドタウン前の交差点)、小道に入る。西公園を通過して突き当りを右折してすぐ。

駐車場

参拝用駐車場あり。2台分。

道路を挟んで向かい側にコインパーキングもあります。

出雲大社東京分祠の参拝情報

主祭神大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
所在地東京都港区六本木7丁目18−5【地図を開く】
アクセス東京メトロ日比谷線「六本木駅」2番出口徒歩1分
都営地下鉄大江戸線「六本木駅」7番出口徒歩3分
御朱印300円。拝殿右の社務所にて
ご利益縁結び
例祭4月15日(春季大祭)
10月15日(秋季大祭)
拝観時間9:00 ~ 17:00
公式サイト出雲大社東京分祠

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